January 19, 2019

レンズのレンチ加工

「レンチ加工」

初めて聞いた方は多いのではないでしょうか。

眼鏡屋の加工技術においてツーポイント(枠なしフレーム)作成と同じく、最高難易度ではないかと個人的に思う技術。また、ひたすら手で削っていくため時間もかかるので、やらない眼鏡屋がほとんどではないでしょうか。

今回、是非このサービスを紹介してくださいとお客様からお声をいただきましたのでご説明させていただきますね。

 

では早速。まずはこちらの図

レンズを正面と真上でみた図です。

日本人で眼鏡が必要な方の半数以上が「近視」の屈折異常によるものです。そして近視矯正のレンズは凹レンズ(遠視は凸レンズ)で、上からみるとこのような形になっております。

レンチ加工というのは上の図のように、レンズの角を削ることで厚みを薄くさせる加工です。
図の「〇」と記された分、薄くなるということです。この加工でおおよそ2mmは薄くできます。

 

実際のレンズがこちら。

強度近視の方でしたのでかなり厚くなりました。

 


そしてこちらがレンチ加工後。

角がとれていることがお解りいただけるかと思います。

 


仕上げに磨きをいれます(トップ画像が見やすいですかね)

フレームにおさめて完了です。

しっかりレンズシェイプに合わせて均等に面がとれていますね。← これが難しいんです…


画像のお客様はかなりの強度近視の方でしたので、多少まだ厚みがありますが、加工を「する」と「しない」では見た目のスッキリさが違います。

また度数が強いからメタルフレームが選べない、或いは一度眼鏡屋のスタッフにセルフレームじゃなきゃ加工できないと言われて諦めていた方、レンチ加工でそれらは全て解決できますので、眼鏡の選択肢はグンと増え、眼鏡ライフが格段に楽しくなります。

このようにレンズを加工する上でも様々な技術があります。特に強度数の方にはレンチ加工は重要な技術のひとつです。

 

当店ではレンチ加工は無料でいたします。というよりも、お選びいただいたフレームとお客様の度数に応じて必要な場合はさせていただいております。どのような度数でも自由にフレームをお選びいただけるよう準備しておりますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。

もちろんお持ち込みフレームも喜んで承ります!!