50-60’s American Optical Blackwood Frame
タートやアートクラフトなどに採用されていたこの年代ならではのカラー「ブラックウッド」。
今ではこのカラーの再現は難しく、今のところヴィンテージでしか拝めません。
となると修理するのも難しいんです。
修理を簡単に説明すると、亀裂部分の上に生地(プラスチック)を張り合わせ補強します。
その生地はもちろん同色で張り合わせると修理痕は目立ちません。
ヴィンテージにしかないカラーを直すには同じカラーの生地があれば綺麗に直せるということです。
それはほぼ不可能です。
生地が残ってないんです。
では直せないないのか?
やります!
どうですかね?だいぶ生地の色は再現できたかと思います。
もちろん亀裂はなくなり綺麗になっております。
このフレームはセルロイド製だったのでなかなか苦戦しました…。
これでまたご使用いただける状態となり、このフレームも活躍することができます。
これは当店独自の特殊な技法で施工しており、特殊なカラーもなるべく近い状態に再現することを可能としております。アセテート、セルロイド問わずお直しいたします。(金額は変ります)
眼鏡は「出逢い」とよく言われます。
デザイン、サイズしかり、掛けた雰囲気がご自身で満足いくものってなかなか見つかりませんよね。
それがハマった時、まさに出逢いです。愛着もきっと強いと思います。
そんないつも共にした眼鏡が壊れた時はショックです。
良質な眼鏡だったらなおさらです。
ヴィンテージのリーバイス501が破けたら私はタタキで直してまた履きます。
他にパンツを持っていても、高価だったこともありますが何より501を合わせたい時があるからです。
買い換えて新しい雰囲気を楽しむのも、眼鏡の醍醐味でもちろんおすすめですが、洋服のように眼鏡も着替えることを知っていただくともっと楽しんでいただけると思います。
数本ローテーションしていただくとひとつひとつの眼鏡の負担が減り、ダメージを抑えられる側面もございます。
お気に入りの眼鏡を「直す」という選択肢もあるんだってことを知っていただけると幸いです。
お気に入りの眼鏡、ヴィンテージ品や他社様でお断りされたフレーム、あきらめずに一度是非ご相談ください。復活のお手伝いができるかもしれません。
また同業種の方からのご依頼も承ります。
気になる方はお問合せフォームからご相談ください!最後までお読みいただきありがとうございます。