June 7, 2019

クリップオンへの拘り

非常に解りづらい当店の「小さな拘り」のひとつがオーダークリップオン。

クリップオンの一般的な作成工程は
①フレームからレンズの型をトレースする
②トレースした型を二回りほど大きくし、それを元に専用のレンズを削る

と大きく2工程を全て機械で行っていきます。

これでも仕上がりはまずまずなのですが、トップ画像のような飾り鋲がついているタイプなどは、飾りにクリップオンのレンズがかかってしまったりと見た目があまり美しくない場合があります。

当店の作成工程は
①フレームからレンズの型をトレースする
②トレースした型を元に、フレームデザインにあうよう型板を使用して修正し、仮レンズを作成する
③仮レンズをトレースし、それを元に専用のレンズを削る

と3工程で行っていきます。

機械ではできない細かい修正を手作業で加えていきます。


向かって左側が一般的な作り、右が当店の作り


上下のバランスは良いのですが、レンズが飾り鋲にかかりそうです。また輪郭も少しはみ出しています。
このままサイズダウンして横を合わせると上下は合っているので、上下の長さが足りなくなります。

 

更に詳しく見ていきます。

 

一枚目が一般的なレンズ、二枚目が当店作成のレンズ。
むかって右が元のレンズ、左がクリップオンのレンズです。

 


互いのレンズを中心で合わせた画像です。

単に大きくしただけであれば上下左右均等に大きくなります(一枚目)が、当店作成レンズは大きさや形に違いがあると思います。

 

そして装着すると


上下左右はフレームの輪郭に沿い、飾り鋲もしっかり見えてます。


引きでみるとレンズの色だけが変わっているかのように自然な仕上がりです。

使用上ではどちらも問題はありません。しかし見た目はやはり美しい方が良いですよね。

言われなければわからないかもしれませんが、ひとつひとつ「小さな拘り」をもって作成させていただきます。