Kame ManNen

 

戦後に誕生した「KameManNen(カメマンネン)」は流行に流されることなく、鯖江で生産している眼鏡ブランドの一つとして生き続けています。

末永く使える丈夫な眼鏡であってほしいという強い思いから、ことわざ「鶴は千年 亀は万年」から抜粋し、「カメマンネン」と命名されています。

創業者、木村菊次郎のDNAはその後の経営者達に引き継がれ、チタンの加工技術を眼鏡にいち早く確立したのもカメマンネンの製造工場でした。
彼の思いは脈々と引き継がれ、世界的でも信頼の高いブランドとして高く評価されています。

鯖江の伝統技術のひとつ「芯張」。主にテンプルに使われる技法です。

現代では芯張を簡易的にした「シューティング」で作られておりますが、カメマンネンではコストも時間もかかる芯張で今なお作り続けています。


芯張は芯との密着が非常に高く、テンプル抜けを起こしません。「テンプル抜け」というのはメタル部とセル部の境界に隙間が空いてくることをいいます。ここに隙間が空いてくるのは「シューティング」で製造されている可能性があります。或いは内側のセル部に抜けを防ぐビスがあるのもシューティングです。

そのためビスなどで止める必要のない芯張は造形が非常に美しいのですが、手間とコストがかかるため衰退してしまい、この技法で作れる鯖江の工房は極わずかとなっております。

それでも「芯張」に拘るのは伝統技法を守り続けるカメマンネン、菊次郎のDNAが代々受け継がれている証ではないでしょうか。クラフトマンシップが宿った一枚一枚を是非ご体感下さい。